
求人サイトで人材募集をしている人にとって悩みのタネになりがちなのが、こちらから人材にアクションをかけたときのアクションの返ってくる確率の低さです。
企業側からメッセージを送ったときの返信率が5%以下という求人サイトもざらにあります。
そもそもメッセージの開封率が50%を切っていることすらあり、企業側から人材にアクションを起こしてもらうのはとてもむずかしいことなのです。
しかしWantedly(ウォンテッドリー)では企業側から送ったメッセージの返信率は20%を超え、開封率は80%以上だとされており、そういった悩みを抱える採用担当の方にとってはオススメの求人サイトだと言えます。
この記事では「スカウトメールの返信がこない・・・・・・」と困っている方向けに、Wantedly(ウォンテッドリー)のことと、メッセージの返信率を高めるコツなどを紹介したいと思います。
記事を読んでいる時間がない・・・・・・!
そんな方にはWantedly(ウォンテッドリー)早わかりガイドがおすすめ!
目次
Wantedly(ウォンテッドリー)とは
Wantedly(ウォンテッドリー)は多くの求人サイトと同じく、人材を求める企業に人材募集ページを掲載してもらい、職を求める人材に応募してもらうという形で、企業と人材をつなげる仲介サイトです。
しかし、Wantedly(ウォンテッドリー)で掲載できる人材募集ページには、他の求人サイトと違って給与や待遇などといった条件面の記載を許されていません。
これはWantedly(ウォンテッドリー)が人材募集ページには条件面の代わりに仕事の内容や魅力、会社の雰囲気などと言った面を他の求人サイトのそれと比べてより深く記載してほしいという思いから設けた独自のルールです。
Wantedly(ウォンテッドリー)は人材募集ページに条件面の記載をあえて禁止にし、仕事や会社などの本質的な部分を詳しく記載することによって、人材が自分にマッチする企業を選びやすくなると考えており、企業にマッチする人材が採用された場合、その人材はマッチしてなかった人材と比べてモチベーションが保たれやすく、かつ早期にやめてしまう可能性が低いとしています。
この考えはWantedly(ウォンテッドリー)というサービスの根本にあるものであり、会社の雰囲気や仕事の魅力を伝えやすくする仕組みは、人材募集ページのルールだけにとどまらず、会社紹介ページや会社のことを書けるfeed記事(ブログ記事)、またSNSを利用した社員ごとのアカウント連携など様々な面でその精神を覗かせています。
SNSとの連携は社員のアカウント紐づけだけに利用されているわけではなく、例えば人材募集ページのシェアやfeed記事をSNS上の友達に教えることができたりと、様々な面において活用されています。
SNSは若い人にとってはかなり重要な位置を占める情報源であることがおおいので、Wantedly(ウォンテッドリー)はSNSへの影響力故に若いユーザーの割合が他の求人サイトと比べても高く、そういった人材を求める企業にとっても最適な環境を持つ求人サイトだと言えます。
採用にWantedly(ウォンテッドリー)を使う効果
給与や待遇面で劣りやすい中小・ベンチャーでも採用がしやすい
給与や待遇などの条件面の記載がNGであるということは、逆に言えばそれら条件面が弱点である中小企業、ベンチャー企業にとっては自社の不利な部分を見せないままに人材募集ができるということでもあります。
そういった中小企業、ベンチャーは事業内容に先進性こそあれど、あまり発展していない業界故に資金の確保が難しかったり、知名度ゆえに人が集まらなかったりすることが多々有り、それが原因でうまくいくはずだった事業が頓挫してしまうということもあります。
しかしWantedly(ウォンテッドリー)では仕事内容や魅力についてこれでもかというほど伝える場を設けてもらえるので、先進性があって受け入れてもらい難い事業内容だったとしても、丁寧に工夫してページを作っていけばその魅力が伝わらないということはありません。
もし完璧に伝えた上でそれでも受け入れてもらいづらいようなものでも、Wantedly(ウォンテッドリー)なら必ず共感を感じてエントリーをしてくれる人材が現れます。
やりがいを求めている積極的な若手を採用しやすい
Wantedly(ウォンテッドリー)の人材募集ページでは給与や待遇などの条件面の記載が禁じられ、代わりに仕事の内容や魅力、会社の雰囲気などを掘り下げて表現することが推奨されており、そのことは大半の人材側Wantedly(ウォンテッドリー)ユーザーの知るところでもあります。
だからこそWantedly(ウォンテッドリー)で就職先、転職先を探すユーザーは基本的に条件面の良さというものは企業に対して求めておらず、どれだけ自分がその企業にマッチして、楽しく仕事が出来るかというやりがいを重視したユーザーが多くなっているのです。
さらにWantedly(ウォンテッドリー)は他の求人サイトに比べてSNSとの連携が強く、連携対象のSNSを利用していれば自然とWantedly(ウォンテッドリー)に関する情報を目にするという状態になっています。
SNSは若い人にとっては情報源として大事な意味を持つものですので、Wantedly(ウォンテッドリー)は若い層に対しての知名度が特に高く、登録ユーザーも他の求人サイトと比べて若い人の割合がかなり高くなっています。
つまり、Wantedly(ウォンテッドリー)なら楽しく仕事をしてくれる若い人材を採用出来る可能性が高いということです。
ダイレクトスカウト機能で企業側から声を掛けられる
ダイレクトスカウトとは、Wantedly(ウォンテッドリー)のスタンダードプラン以上から利用できるユーザー検索機能や検索で出てきたユーザーへのアプローチ機能のことです。
いくら企業とのマッチ度が高いユーザーがWantedly(ウォンテッドリー)に登録していたとしても、そのユーザーが企業の人材募集ページを見つけることが出来るとは限りません。
ダイレクトスカウト機能を使えば、そんなユーザーでも企業の方から見つけ出すことができ、丁寧なアプローチをすることで理想的な人材を採用することも可能です。
Wantedly(ウォンテッドリー)のスカウトで返信がこない理由
相手の人物像に合わない内容で送っている
例えば不特定多数に同じ文面でメッセージをおくる場合、その文面は相手の事情について一切触れることが出来ず、企業側の都合のみを記載したものになってしまいます。
そういったものはメッセージを送られた側としてもひと目でわかってしまうものであり、当然メッセージに対する返信率も著しく低いものとなってしまいます。
この著しく低いというのは本当に返信率1%を切るようなレベルでの低さですので、労力をかけないためのメッセージ送信方法でかえって一つの返信を得るための労力は増えてしまうのです。
また、同じ文面で送っているわけではなかったとしても、メッセージを送る相手のことを事前にある程度知り、それを文面に組み込まなければやはり返信率というのはどうしても落ちてしまいます。
相手にとっての返信するメリットをメール内で示せていない
基本的に、Wantedly(ウォンテッドリー)ユーザーにとって届いたメッセージに返信する利点というのはありません。
あるとすれば、メッセージを送ってきた企業が就職の一考に値するときなど、明確なメリットを感じられるときのみです。
必ずしもメッセージを送るユーザーに自社が就職に最適と思ってもらう必要は無いかもしれませんが、それでも返信がほしいのであればそのユーザーにとって何がメリットになるのかよく考えて文面を作成すべきでしょう。
自分よがりな自社アピールになっている
不特定多数に同じ文面でメッセージを送る例にも言えることですが、基本的に企業側の都合ばかり記載したメールにはほとんど返信は来ません
メッセージを送る相手一人一人よく知った上で、文面を考えてメッセージを送れば返信率はグンと上がります。
そもそも魅力的なタイトルではなく、メールが開かれてすらいない
上では返信をもらうための文面のことばかり書いていますが、そもそもメッセージを受け取った際に最初に見ることになるのはそのタイトルなわけで、タイトルがあまりに大仰だったり無味乾燥であれば開かれることすらないということもあります。
Wantedly(ウォンテッドリー)ではおおよそ送られたメッセージの80%が開封されているとありますが、それは20%は開封すらされなかったということでもあります。
この統計にタイトルの良し悪しは全く問われていないため、良くないタイトルであれば最低でも20%以上は開封されないということになってしまいます。
メール文が失礼
如何に魅力的なタイトルで、ユーザーの都合を鑑みて送られたメッセージでも、そもそもメール文に礼儀を欠いていれば受け取ったユーザーも返信する気にはなれないでしょう。
これは人材採用に不慣れである人などにありがちなことなのですが、なんとなく人材側を企業側より下に見てしまったり、また疲れなどで文面を雑に書いてしまうと、ユーザー側が見下されていると感じかねないメッセージに仕上がってしまうことがあります。
これは本人には気づきにくいものである問題でもあるため、返信率が低いと感じたときには一度自分が送ったメッセージを見直してみたり、人に見てもらったりすると良いでしょう。
Wantedly(ウォンテッドリー)で返信がこないスカウトを返信がくるに変えるポイント
ひとりひとりに合った内容で送る
メッセージを送る相手のことを知らずに、返信の来るメッセージを作ることはできません。
メッセージを送る前に、しっかり相手のことを知りましょう。
プロフィールやSNSを登録していればそれをチェックしましょう。
相手のメリットを明示する
返信するメリットのないメッセージに返信は来ません。
相手にとってメリットになることをしっかり考え、それを明示するのは大切なことです。
自社について客観視する
そもそも自社について正確に知っておかなければ相手にとって自社の魅力を紹介することもままなりません。
特に昔からその企業に関わっている人は、会社について知っているつもりで客観視は出できていないことが多いため、一度自分が自社を客観的に見られているのか問うてみるのもいいでしょう。
タイトルや本文でABテストを繰り返す
返信の来やすい文面のパターンというのは確かに存在しますが、それは一定ではありません。
時間の流れや自社の特徴、評判、全く別の所での流行りまでそのパターンに変化や影響をもたらします。
一度返信の来やすい文面のパターンを見つけても、ABテストは日々怠らず、変化にも対応できるようにしておきましょう。
一般的な「相手が好印象を持つ文章」を知る
極端な話、いきなりタメ口で汚い比喩を用いたメッセージが来たら、内容がどれだけ好都合なものでもユーザーがその企業に好印象を持つのはまず不可能でしょう。
しかしもしそれが友達から送られて来たものならば、笑えて好印象を持てるかも知れません。
どんなメッセージが好印象になるかは、その人同士の関係によってきまります。
そしてWantedly(ウォンテッドリー)で企業とユーザーの関係というのは、基本的にどの相手であっても変わりません。
この関係で好印象を持たれる文章を知っておくのは、返信を多くもらう上ではとても重要なことだと言えるでしょう。
Wantedlyで返信がこないなら運用代行を検討してみよう
Wantedly(ウォンテッドリー)で返信をもらうには、相手のことをよく知り、相手が返信を出したくなるようなメッセージを送るのが大切です。
しかしこのような経験がない方や、普段の業務が忙しく手を回せない方は、やりたくてもできない、という問題を抱えやすいです。
そのようなときはWantedly(ウォンテッドリー)の運用代行を検討してみましょう。
スカウトの代行を行っているので、どうすれば返信がくるのか、ノウハウを持っています。
さらにWantedly(ウォンテッドリー)自体についても詳しいので、機能をフル活用して採用効率を上げてくれます。
一度気軽に相談してみればアドバイスを受けられるので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
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