Wantedly(ウォンテッドリー)を賢く運用する3つの重要ポイント

Wantedly(ウォンテッドリー)を運用している企業の中にはなかなか採用につながっていないケースもあり、「なぜ、うちの会社は採用につながっていないのか」と頭を悩ませている方もいるでしょう。

しかし、採用につながっていないケースは、Wantedly(ウォンテッドリー)を運用する上で欠かすことができない重要ポイントを見落として運用している可能性があります。

 

この記事では、Wantedly(ウォンテッドリー)をどのようにすれば賢く運用することができるのかを詳しく紹介していきます。

 

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Wantedly(ウォンテッドリー)とは

Wantedly(ウォンテッドリー)とは、SNSのように企業側と応募者がページを所有し、自由に交流を深めながら採用を行うことができる、これまでにないタイプの人材マッチングサイトです。

Wantedly(ウォンテッドリー)が画期的と言われる理由として以下の点があります。

 

共感採用による人材の獲得

Wantedly(ウォンテッドリー)では共感採用というものを積極的に勧めています。

共感採用とは、会社が考えているビジョン・ミッションに対して、応募者側が共感した場合に求人に応募するということです。

 

従来の人材採用では、会社側のビジョンをなかなか知ることができず、入社前の募集内容と実際の会社ではイメージがかけ離れており、せっかく採用しても早期に退職してしまうという問題がありました。

しかし、共感採用を行えば、このようなミスマッチを未然に防ぐことができ、採用した人材が長期に渡り活躍してくれるようになるというメリットがあります。

 

積極的に採用することで、一人あたりの人件費を削減できる

Wantedly(ウォンテッドリー)では、人材紹介でよくある成果報酬制の料金体系ではなく、月額制度を採用しています。

月額コースは、スタンダートプランから企業ページコンテンツが充実したプランなどがあり、有料オプションをつけることもできます。

 

そのため、採用した人数に応じて採用コストが増えていくわけではないので、1人でも多くの人材を採用することができれば、全体的に採用コストを下げていくことができます。

Wantedly(ウォンテッドリー)を上手に運用していけばしていくほど、コストパフォーマンスも低くなるので、従来の人材サービスよりも低コストで良い人材を獲得しやすいのです。

 

ダイレクトスカウトによる工数の削減

Wantedly(ウォンテッドリー)では、企業が情報を発信し人材募集をして採用する方法だけでなく、働きたいと考えているユーザーの中で、気になった人、「この人をぜひ採用したい!」という人に関しては直接スカウトメールを送って採用する方法もあります。

 

このスカウトメールをうまく活用することで、求人募集を掲載することなく優秀な人材を採用することも可能です。

Wantedly(ウォンテッドリー)に登録しているユーザーの多くは、有名大学を卒業した情報感度の高い20代、30代で、職種はさまざま。

アンテナの高い、ITサービスに抵抗感のない優秀な若手を採用するのにぴったりです。

 

また、スカウトメールを活用すれば、最短1回の面接で採用することも難しいことではありません

結果的に新しい人材の獲得に必要なコストを下げることができるというわけです。

 

このように、Wantedly(ウォンテッドリー)では、低コストでなおかつ優秀な人材を集めることができる仕組みが提供されているので、無名な企業でもうまくいけば良い人材と出会うことが期待できます。

しかし、人材を獲得するためには、Wantedly(ウォンテッドリー)の運用方法をしっかり理解しておかなければなりません。

 

Wantedly(ウォンテッドリー)を運用する際のポイント

Wantedly(ウォンテッドリー)では、無名な企業でもうまく運用すれば良い人材を獲得することができます。

しかし、どのような運用するべきか何も考えずに運用しても、良い人材を採用することは難しいと言えます。

Wantedly(ウォンテッドリー)を運用する際には、どのようなことに気をつけておく必要があるのでしょうか。

ここでは、Wantedly(ウォンテッドリー)を運用する上で必要なポイントについて解説していきましょう。

 

仕事の魅力ややりがいと他社との違いを明確にする

会社ページを運用する上で重要なページの1つは、会社概要のページです。

ユーザーが最初に目にするページなので、会社概要ページにに掲載する内容は十分配慮をした上で運用を行うようにしましょう。

 

特に、重要な点は「会社の魅力」です。

どのような会社かを説明する際、会社がどのような仕事を行なっているのか、過去の実績はどのようなものがあるのかといったことだけではなく、どのような会社で何を目的としてビジネスを展開しているのかをしっかり明記しておく必要があります。

特に、仕事の魅力では、「仕事に対する思い」をユーザー側に近い目線で発信をしても構いません。

理想的なものでいうのであれば、ユーザーが会社概要を目にした際に、「自分のやりたいことがこの会社では実現することができるかもしれない」と感じさせることです。

 

また、「どのような人物を探しているのか」ということを、抽象的ではなく具体的に明記することで、ユーザー側も応募しやすくなります。

具体的な内容をはっきりと明記して、他社とは違うというところを見せるようにしてください。

 

投稿内容は色々試す

Wantedly(ウォンテッドリー)で重要であるページの1つに、ストーリーと呼ばれるページがあります。

ここでは、会社側がSNSで情報を発信するように情報発信ができるので、ユーザーに対して親近感を持ってもらうことができます。

それだけではありません。

情報を発信することで、会社概要で伝えられなかった内容をカバーすることもできます。

 

とはいえ、どのようなコンテンツを発信すれば良いか、最初はわからないと思います。

投稿すると、どのくらいの人に見てもらったかなど詳細なフィードバックがあるので、積極的にさまざまなコンテンツを発信していきましょう。

ここで大切なことが、ダメだとすぐに諦めて投稿をやめてはいけないということです。

ダメだと思っているコンテンツでも継続的に投稿することで、PV数を多く稼ぐことができる可能性があります。

そのため、トライ&エラーを繰り返して良いコンテンツを見つけるようにしましょう。

コンテンツのPV数が増えれば、求人募集をした際に応募者が増え、良い人材の獲得につながるので、ぜひ会社のコンテンツページを充実させましょう。

 

定量的に効果を分析する

Wantedly(ウォンテッドリー)には、さまざまなオプション機能があります。

動画制作をすることで掲載コンテンツを充実させるものや、特定のユーザーのトップページに企業情報を掲載するなどさまざまです。

そのため、採用するにあたり、どのような施策を行った上での採用だったのか、機能ごとに確認しておくことをオススメします。

 

さまざまな方法の中で最も良く人材を獲得できた方法があれば、それを実行していけば継続的に良い人材を獲得することができるはずです。

また、うまくいかなかったケースも分析すれば、成功するためには何が足りなかったかを検討することができます。

 

分析を繰り返すことで、優秀な人材を効率よく獲得することができ、結果的に低コストで優秀な人材を獲得することができます。

Wantedly(ウォンテッドリー)を運用する際は、定量的に分析を行うことをオススメします。

 

このように、Wantedly(ウォンテッドリー)は戦略的に運用を行わないと、効果的に優秀な人材を獲得することができません。

運用する際は、

 

  • 会社の目的をはっきりと明記させる
  • コンテンツを試す
  • どうすれば自分の会社はうまく人材を獲得できるかを分析する

 

これらを意識しておきましょう。

 

Wantedly(ウォンテッドリー)を運用している企業事例

Wantedly(ウォンテッドリー)を実際に運用して採用に結びつけた企業も多く、様々な活用方法で人材獲得を成功しています。

それでは、Wantedly(ウォンテッドリー)をうまく活用して採用につなげているケースを事例ごとに見ていきましょう。

 

株式会社キッチハイク

株式会社キッチハイクは、地域コミュニティサイト「KitchHike」を運営しているITサービスの会社です。

株式会社キッチハイクでは、Wantedly(ウォンテッドリー)の記事を発信するFeed投稿で、公開初日に50,000PVを獲得しました。

その結果、株式会社キッチハイクに応募する人は増えWantedly(ウォンテッドリー)経由での人材を多く採用しています。

株式会社キッチハイクがWantedly(ウォンテッドリー)を運用をするにあたり、気をつけているポイントは次の通りです。

 

(1)Feed記事を投稿することで、会社概要を明確に伝える

Feed記事は、SNSのように会社に関すること、会社が考えていることを自由に投稿することができます。

記事のPV数が増えることで、応募者が増えることはもちろんのこと、どういった会社なのかということを明確に伝えることができるため、株式会社キッチハイクでは継続的にコンテンツを配信しました。

 

(2)スタートアップ企業だからこそ、Feed記事の運用に気をつける

株式会社キッチハイクは、Wantedly(ウォンテッドリー)の運用を始めた時は、スタートアップ企業でした。

そのため認知度をこれから上げていく必要があり、何をする会社なのか、どのようなことを仕事にしているのかを明確に伝える必要がありました。

 

そのため、Wantedly(ウォンテッドリー)のFeed記事を発信することで、会社概要だけでなく、「サービスに対する情熱」「チーム理念」「社員のバックグラウンド」など、コーポレートブランディングを意識をして記事を投稿することを心がけたという点も大きな特徴であると言えるでしょう。

 

会社名ヒトカラメディア

株式会社ヒトカラメディアは、オフィス移転のプランニングを提案する不動産関連のベンチャー企業です。

ベンチャー企業のため、新たなツールとして導入するからには優秀な人材を確実に獲得する必要がありました。

 

株式会社ヒトカラメディアがWantedly(ウォンテッドリー)を運用する際に注目をしたポイントは、自社のカルチャーを積極的にアピールすることです。

「どのような会社かをユーザーに共感してもらうことで、多くの優秀な人材を獲得できる」と考え、運用する際は、「どのように会社の情報を発信すれば共感してもらえるか?」ということに意識をして、運用を行いました。

運また用当初は1人が運用を行なっていたものの、全てをフォローすることが難しくなったため、現在は数名で手分けをして運用をすることを心がけています。

 

会社名MapleSystems

MapleSystemsは、クライアント先にエンジニアを派遣し、システムエンジニアリングサービス事業を展開している企業です。

エンジニアたちのキャリアを最優先し、優秀なエンジニアを多く抱えています。

 

優秀なエンジニアを獲得するにあたり、運用ではエッジのきいた募集を行うだけでなくダイレクトスカウトを活用し、優秀な人材を獲得するためのアプローチを行なった採用を実施しました。

ダイレクトスカウトでは、1年に16名のエンジニアを獲得することに成功しました。

その際に気をつけたことは、テンプレのスカウトメールを送るのではなく、候補者一人一人に合わせた文章を作成し、メールを送ることで、返信率を多い時では30%以上獲得し、優秀な人材を獲得することに成功しています。

 

事例からみる運用ポイント

事例で紹介した企業を参考にすれば、運用するにあたり、次のことを意識して運用する必要があるということがわかります。

 

  • 明確な運用方法を検討する
  • 継続的な情報発信をする
  • ユーザーに情熱を届ける

 

Wantedly(ウォンテッドリー)では、企業が機械的に会社を紹介するのではなく、1個人として情報を発信することができます。

会社の情熱が伝われば、採用へと大きくつながるので、ぜひ運用する際の参考にしておくと良いでしょう。

 

Wantedly(ウォンテッドリー)の運用は代理店に任せることも可能

Wantedly(ウォンテッドリー)の運用は、代理店に運用をお願いするという方法もあります。

代理店に運用を依頼することで、継続的に情報を発信してもらえるため、社内でWantedly(ウォンテッドリー)の運用に時間を取られてしまい、他の業務に取り組めないという問題を解決することができます

 

代理店の運用は、一方で社外の人間が行うため会社の思いを正確に伝えることが難しいこともあります。

代理店によっては効果が無い場合もあるので、代理店に依頼する際は、過去の実績はもちろんのこと、自社のコーポレートブランディングについて詳しく説明し認識のズレが生じていないことを確認してください

 

Wantedly(ウォンテッドリー)の運用はポイントを押さえて!

Wantedly(ウォンテッドリー)は、さまざまな企業が優秀な人材を獲得するために、各社にあった戦略を設定し運用を行なっています。

戦略をしっかり検討し賢く運用を行えば、低コストで優秀な人材を獲得することができるサービスです。

運用がうまく出来ていない場合は、一度戦略を社内で練り直し、Wantedly(ウォンテッドリー)の運用方法を真剣に検討してみてはいかがでしょう。

自社内で運用することに自信がなければ、運用代理店に依頼してみるのもありだと思います。

Wantedly(ウォンテッドリー)では公式パートナー制度があるので、そのパートナーに認定されている運用代理店の中から選べば、ある程度の運用力は担保されるでしょう。

その中でもおすすめなのが、Wantedly(ウォンテッドリー)だけでなく、ダイレクトリクルーティング全般に対応しているダイレクトソーシング社です。

採用代行や採用ブランディング、LinkedIn運用なども対応しており、採用全体の改善に努めてくれるでしょう。

 

株式会社ダイレクトソーシング

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