
Wantedly(ウォンテッドリー)は、他にはないタイプの求人サイトです。
しかし、その実力が果たしてどのようなものか、と頭を悩ませている採用担当の方も少なくありません。
Wantedly(ウォンテッドリー)を使って採用できるのは有名企業ばかりだと考えているかもしれませんが、実際にはそうではありません。
ベンチャー企業でも、良い人材を獲得できたというケースもあります。
この記事では、Wantedly(ウォンテッドリー)を活用した採用事例を紹介し、採用するためのポイントについて詳しく解説していきたいと思います。
記事を読んでいる時間がない・・・・・・!
そんな方にはWantedly(ウォンテッドリー)早わかりガイドがおすすめ!
目次
Wantedly(ウォンテッドリー)とは
Wantedly(ウォンテッドリー)とは、ウォンテットリー株式会社が運用する今までにない形のSNSに特化した採用サービスです。
情報感度の高い若年層がメインユーザーとして登録しています。
大手企業も積極的にWantedly(ウォンテッドリー)を利用し採用事例も多いため、ユーザーも年々増えています。
Wantedly(ウォンテッドリー)の具体的な特徴についてもう少し掘り下げていきましょう。
即戦力となるユーザー層
Wantedly(ウォンテッドリー)の大きなの特徴は、優秀な若手が多く登録しているという点です。
ユーザーの多くは20代や30代で、慶応・早稲田といった高学歴の社会人が多く登録しています。
また、社会人だけでなく情報感度の高い大学生も登録しているので、場合によっては優秀な新卒者を採用することもできます。
Wantedly(ウォンテッドリー)では若手ユーザー層が充実しているので、会社の今後を担う人材、即戦力を求める際にはピッタリの採用媒体です。
SNS型の情報発信による会社紹介
Wantedly(ウォンテッドリー)はある意味で求人サイトですが、ある意味でSNSであるといえます。
そのためSNS型の情報発信を心掛けることで、ユーザーに親近感を与えやすくなります。
そのなかで、どのような会社なのかを詳細に伝えることができれば、従来の求人で頻繁に起きていた「ミスマッチ」を避けることができます。
また、SNSは気軽に情報を発信できますよね。
Wantedly(ウォンテッドリー)も同様の気軽さを持っているため、気軽に「話を聞いてみよう」「会ってみよう」というようにユーザーの心理的ハードルも下がりやすいです。
工数を削っての採用ができる
採用を行うにあたり社内で情報を共有しておくことで、選考を効率的に進めることができるようになります。
従来の段階を踏んだ採用工程ではなく、一気に役員クラスとの面談へとつなげることもできるので、効率的な採用を目指している企業にはオススメのサービスと言えるでしょう。
Wantedly(ウォンテッドリー)を使った採用事例5選
それでは、ウォンテッドリーを使った採用事例を具体的に紹介していきましょう。
どの会社も、Wantedly(ウォンテッドリー)を利用することで、さまざまな人材を確保することができました。
それでは、どのような点でWantedly(ウォンテッドリー)を導入して良かったのか、詳しく紹介していきます。
株式会社ヒトカラメディア
株式会社ヒトカラメディアは、オフィス移転のプロデュースを行なっているベンチャー企業です。
Wantedly(ウォンテッドリー)を通じて、営業をメインとしたビジネス職の採用を行い16名以上の社員を採用してきました。
会社の募集にあたり気をつけたことは、「会社で何ができるのか」ということを知らせるのではなく、「会社のカルチャーにいかに共感してもらうことができるのか」ということを重視して応募者側に知らせることです。
会社のミッションに共感した人が応募し、ミスマッチを防ぐことができています。
採用時には、ミスマッチを防ぐためにWantedly(ウォンテッドリー)で紹介したカルチャーを元に面接を展開し、応募者がイメージする会社とヒトカラメディアの実体をどこまで近づけることができるかがポイントでした。
その結果、面接に訪れた人は実際に採用された後も、「思っていた会社とは違う」という理由から早期退職してしまうことなく、優秀な人材を獲得できるようになりました。
株式会社メドレー
株式会社メドレーは、医療ヘルスケアの分野が抱えている課題をインターネットを通じて問題を解決させていく会社です。
ベンチャー企業でもある株式会社メドレーでは、Wantedly(ウォンテッドリー)の活用頻度を増やし、採用のチャンスを増やしていきました。
また、「株式会社メドレーに入社した理由」というテーマで、社員がどのような経緯で会社に入社をしたのかを詳しく紹介しました。
その結果、記事を投稿することで多くのPV数を獲得し、会社の認知、応募数を向上させることができたのです。
さらに、他の媒体と比べてWantedly(ウォンテッドリー)のスカウトダイレクトメールへの返信率は高く、30%ほどの返信を得ることができています。
開封率も8割を超えており、Wantedly(ウォンテッドリー)のスカウト機能について高く評価しています。
株式会社みんなのウェディング
株式会社みんなのウェディングでは、新卒者募集を積極的にWantedly(ウォンテッドリー)で行い、採用することに成功しています。
その上で意識をしていることは、「新卒者に入社したいと思わせるページ運用」を心がけているという点です。
発信する情報を、新卒者が閲覧したくなるような内容に絞って発信しました。
インタビューはもちろんのこと、インターンの実施など、ターゲットが知りたい情報を集約させたことが、採用の実績につながっています。
TIS株式会社
TIS株式会社は、さまざまなメーカーのシステム構築を行う老舗のシステムインテグレーターの会社です。
この会社では、運用を複数人で担当し、どのような会社であるのか、どのような人材を募集しているのかを、現場の社員にも協力してもらい積極的に情報発信してきました。
TISでは、熱意のある人材だけでなく、技術力が確かにあるスタッフの採用にも成功しています。
Wantedly(ウォンテッドリー)を利用して、“会社の希望にぴったりの人材を採用した”理想的なケースであると言えるでしょう。
エネチェンジ株式会社
エネチェンジ株式会社は、2015年に創業したベンチャー企業です。
「エネルギーの未来をつくる」をミッションに、電力比較サービス「エネチェンジ」やビッグデータ分析サービスを主に提供している会社です。
エネチェンジでは、当初人事担当者がいませんでした。
そこで、Wantedly(ウォンテッドリー)サービスに登録。
応募をするにあたり、募集側に共感してもらうため、「なぜやるのか」「どうしてやるのか」といったことを重要ポイントと捉え、ミッションを明確に示すことで、目的がマッチしている多くの応募者と接触することができました。
エネチェンジでは、良いと感じた人材を1名1名厳選し、CTOから直接スカウトを行うことで採用につなげています。
Wantedly(ウォンテッドリー)を活用して採用した人数は、19名。
職種はさまざまでエンジニア、営業、ディレクター、デザイナーなどで、さまざまな職種の優秀な人材の獲得に成功しています。
主にスカウト活動を重きを置いて採用を行なったことが多くの優秀な人材の獲得につながっているのではないでしょうか。
事例から見る、Wantedly(ウォンテッドリー)を使った採用のポイント
このように、さまざまな採用事例をまとめると、理想的な人材を採用するためには、いくつかのポイントがあるということが分かるのではないでしょうか。
Wantedly(ウォンテッドリー)での採用ポイントは、次の通りです。
共感採用で、応募者を確実に採用する
Wantedly(ウォンテッドリー)の非常に良いところは、応募者と企業が同じ価値観であるかを確認してから採用につなげることができる“共感採用”という点です。
通常の求人では、会社と採用された人物が本当に同じ価値観かどうかは入社してみないとわからないケースが多いです。
しかし、Wantedly(ウォンテッドリー)では会社がどのような会社であるのか、どのようなことをミッションとしているのかを明記することで、応募者との価値観を限りなくすり合わせて、共感採用を実現しやすくしています。
Wantedly(ウォンテッドリー)を使用して、良い人材を獲得したいのであれば、共感採用を念頭に置いた運用が大切です。
そのためには、ページに記載の内容と現実とのギャップを埋め、会社のリアルな声を伝えるべきです。
情報を積極的に発信する
採用に成功している会社は、会社概要ページを埋めるだけでなく、SNSのように日常的に情報を発信することで、新しい人材を獲得しています。
大手のような企業であれば更新しなくても、募集をすれば応募者が自然に集まります。
しかし、ベンチャー企業をはじめとした無名の会社では、会社概要で細かく説明しても、どのような会社かをイメージできない方が多くいるため、そう簡単に募集を集めることはできません。
そのような人に対して、ストーリーで会社の日常的な情報から、社員へのインタビューなどさまざまなコンテンツを充実させていけば、応募者は応募する際の参考とすることができます。
社内の雰囲気を掴むことができるので、ミスマッチを防ぐことができるのです。
運用方法をしっかり検討している
採用につながっている企業は、Wantedly(ウォンテッドリー)の運用をどのように行うのかしっかり検討を行なった上で運用しています。
運用は複数人で担当をする/コンテンツはどのようなものを発信する/会社の目的をどのようにすれば理解してもらえるか、など運用にあたっての検討事項はさまざまです。
それぞれの企業が抱えている採用時の問題点を解決させるには、どのようにすればよいかをしっかり検討し、その上で情報を発信している企業が多い傾向にあります。
そのため、Wantedly(ウォンテッドリー)を導入して、採用実績を作りたいという企業は、導入時に目的を明確にした上で運用をすることをオススメします。
スカウトメールは、幹部クラスが直接行う
優秀な人材を獲得する上で、Wantedly(ウォンテッドリー)のダイレクトスカウトメール機能は必要不可欠な機能です。
スカウトメール機能を活用することで、企業側が希望している人材を検索することができ、その中から条件に合う人物にメールで直接スカウトを行うことができます。
この機能をうまく活用することで、優秀な応募者を獲得することができます。
特に、エネチェンジ株式会社が行なっていたように、幹部クラスの人間がスカウトメールを送ることで、応募者側は会社に対して強い興味を抱くようになります。
ダイレクトメールを受けた応募者としても、幹部クラスの人からメールをもらえればうれしくないわけがありません。
そのため、優秀な人材を一気に獲得することもできます。
その一方で、やってはいけないのが不特定多数の人材にダイレクトメールを送るという方法です。
効率を考えて、このようなダイレクトメールを送る企業もありますが、この方法は応募者側に「誰にでも送っているメール」とわかり、かえってマイナスの印象を与えかねません。
ダイレクトメールは優秀な人材を獲得できる有効な手段ですので、使用する際は慎重に検討した上で利用するようにしましょう。
このように、採用に成功している企業では、さまざまなポイントに気をつけてWantedly(ウォンテッドリー)を運用しています。
言いかえれば、戦略をしっかり考えていれば採用につながるものの、戦略が無ければWantedly(ウォンテッドリー)を活用しても採用につながらないということが、事例を分析すると見えてくるのではないでしょうか。
Wantedly(ウォンテッドリー)の採用事例を参考にしてみよう!
Wantedly(ウォンテッドリー)を活用することで、ベンチャー企業でも多くの人材を獲得することに成功しています。
しかも、会社がほしいと思っていたような人材を獲得することができる可能性が高いので、これから導入を検討している方は、実際に導入して成功した事例や、Wantedly(ウォンテッドリー)で注目されている企業を参照し、運用の参考にしてみてはいかがでしょうか。
Wantedly(ウォンテッドリー)を使った採用事例を聞くなら、Wantedly(ウォンテッドリー)の公式パートナーであるダイレクトソーシング社がおすすめです。
Wantedly(ウォンテッドリー)に限らず、企業のダイレクトリクルーティングを支援したり、採用代行をしていたりするため、幅広い事例を聞くことができます。
ぜひ一度気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか?
>>Wantedly(ウォンテッドリー)について相談する<<