
Wantedly(ウォンテッドリー)は成果報酬型ではないためコストが加算されることのない月額掲載料型の採用媒体です。
無料掲載が可能なプランもあるため、採用にコストを大きくかけることができないスタートアップ企業でも気軽に利用でき、有料でも毎月2.5万円からの掲載料で利用が可能です。
エージェント系媒体や掲載課金系媒体と比べても、採用単価は業界最安なのではないかというくらいの安さとなっています。
今回の記事ではWantedly(ウォンテッドリー)の掲載料やプランの詳細について説明していきたいと思います。
記事を読んでいる時間がない・・・・・・!
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目次
Wantedly(ウォンテッドリー)とは
Wantedly(ウォンテッドリー)は2013年からサービスを開始して2018年には利用企業数が29,000社を突破した、月額固定で成果報酬なしで人材を採用できるサービスです。
大手企業から数人規模のスタートアップ企業まで幅広く利用しています。
特に創業したばかりで採用にコストを大きくかけることができない企業でも月額3.5万円から始めることができるので、スタートアップの企業でも気軽に利用しやすいサービスです。
会員数も2019年現在で150万人を突破しています。
社会人ユーザは20代、30代の若年層が多く、業界、職種も幅広く活躍しています。
そのためWantedly(ウォンテッドリー)は若手の採用に特化しているのです。
また、長期インターンや新卒採用を希望する学生などは上位校を中心に約15万人が使っており、エンジニアの理系学生、情報感度の高い優秀な学生がメインで利用しています。
実際にWantedly(ウォンテッドリー)の活用方法としては、SNS型のプラットフォームということもあり、採用だけではなくビジネスにおけるつながりを増やすことや、情報収集などにも使えるサービスとなっています。
Wantedly(ウォンテッドリー)の掲載料とプラン
Wantedly(ウォンテッドリー)の掲載料はプランによって大きく変わってきます。
一番安いプランはミニマムプランの月3.5万円(半年契約)から掲載することができます。
有料プランでは無制限で募集を掲載することができ、さらにプラン次第で様々な機能、オプションをつけることができます。
他の有料プラン(半年契約料金)としては
- ライトプラン 月6万円〜
- スタンダードプラン 10万円〜
- エンタープライズプラン 50万円〜(3ヶ月以上の契約)
などがあります。
▼有料プランの機能
- 掲載可能な募集件数(全プラン制限なしで利用可能)
- 採用・面談担当アカウント数(ミニマムプラン3人、ライトプラン15人、〜スタンダードプラン以降無制限)
- ブックマークスカウト(ライトプラン以降無制限)
- ダイレクトスカウト(スタンダードプラン200通〜、エンタープライズプラン400通〜)
- 募集作成代行(スタンダードプラン電話取材、エンタープライズプラン現地取材)
- トップページ枠掲載(エンタープライズプランのみ)
- 担当による導入サポート(エンタープライズプランのみ)
▼他オプション(金額、期間)
- Facebook広告(10万円〜、1週間〜)
- トップページ(20万円 2週間)
- カメラマンオプション(5万円〜)
- 動画制作(掲載:5万円、新規制作:40万円〜)
- 特別ライティング(35万円 1記事)
- シンプルライティング(5万円 1記事)
- ダイレクトスカウト(12.5万円〜、1ヶ月)
- ブックマークオプション(10万円、1ヶ月)
などがあります。
すぐに採用したい人はスカウトや広告でコンタクト数を増加させて短期的に採用を加速できるスタンダートプランがおすすめです。
また、募集掲載や会社フィード機能で長期的に求職者の「この企業で働きたい」という気持ちを育成して採用していきたい会社はライトプランがおすすめです。
企業の状況によって最適なプランは異なるので、どのプランを契約するかはしっかり検討したほうがよいでしょう。
Wantedly(ウォンテッドリー)のメリット
様々なプランのあるWantedly(ウォンテッドリー)ですが、どのようなメリットがあるのでしょうか?
Wantedly(ウォンテッドリー)の主なメリットについて説明していきたいと思います。
マッチする人材を採用できる
Wantedly(ウォンテッドリー)では給与や待遇といった情報の掲載は禁止されているので、その仕事、企業ならではのやりがいを重点的にユーザーに対して伝える必要があります。
それにより、求職者もやりがいに注目して仕事を探していくようになります。
従来の採用のあり方では給与や待遇面が前面に押し出され、条件に惹かれたものの実際に働いてみたら社風に合わなかったという理由ですぐに離職してしまうケースが多々起こります。
Wantedly(ウォンテッドリー)であれば、働く前からその仕事にやりがいを持てるか、社風は合うかという点を確認することで、人材のミスマッチを防ぐことができます。
待遇や給与面で不利になる中小企業でも優秀な人材を獲得できる
前述したように、Wantedly(ウォンテッドリー)では給与や待遇を掲載することができません。
そのため給与や待遇などの条件面で不利な中小企業でも、その仕事のやりがいや会社の魅力を伝えることで様々な人に興味を持ってもらいやすくなります。
いままでは条件面で大手に流れてしまっていた人材でも、Wantedly(ウォンテッドリー)であれば採用できる可能性が高まるのです。
プランによってはダイレクトスカウトが可能
ダイレクトスカウトでは職種・スキル・キーワード等、様々な条件で検索することで、求める人材に効率的にアプローチすることができます。
ダイレクトスカウトが可能なプランは3つあります。
▼対象プラン
- ベーシックスカウト 12.5万円/月(スタンダートプランには通常ベーシックスカウト機能付き)
- プラススカウト 15万円/月
- プレミアムスカウト 20万円/月
プランによって利用できるフィルタ、検索対象ユーザー数、返信率などが変わってきます。
プランによっては職歴や学歴といった基本的な情報だけではなく、持っているスキルやリンクしているSNSも閲覧することができます。
また、様々なフィルタをカスタマイズすることもできるので「今まさに欲しい」と思っている人材を具体的に指定して探し出すことができるのです。
最近は売り手市場であるため、転職、就職を考えている健在層に対してアプローチするだけではなく、ダイレクトスカウトで潜在層に対してのアプローチをする必要があるのです。
Wantedly(ウォンテッドリー)を始める前に確認しておきたいこと
Wantedly(ウォンテッドリー)は企業が人材を探すことができるサービスであると同時に、求職者がやりがいを重視して仕事を選ぶことができるサービスでもあります。
人材を募集する際は自分の会社の魅力をどうすれば使えることができるかを確認しておくのがオススメです。
その上で他にWantedly(ウォンテッドリー)を始める前に確認しておくべきことをまとめてみました。
欲しい人材がWantedly(ウォンテッドリー)のユーザー層にそもそもいるか
Wantedly(ウォンテッドリー)を利用するユーザーには40代、50代などの管理職世代は少なく、逆に20代、30代を中心としたミレニアム世代が多い傾向にあります。
なぜかというと働く人が仕事に求めるものが年代によって大きく変化しているからです。
同じ求職者の中でも管理職世代は家族を抱えている場合も多く、給与や待遇などを確認して仕事を決める傾向にあります。
それと比較して20代、30代のミレニアム世代では給与や待遇といったことよりも「自身にとって有意義な仕事であるかどうか」をより重視するようなっている傾向があります。
有意義な仕事とはやりがいを持てるかどうかという点です。
終身雇用が崩れ、「転職は当たり前」「自己実現のためにスキルを磨く」「仕事を通した成長」という価値観が浸透している若い層ならではといえるでしょう。
そのためWantedly(ウォンテッドリー)を使って「安定志向で大手企業での管理職経験もある40代以降の人材」を求めるのはあまり向いていないと考えざるを得ません。
そういった層を求める場合は、ヘッドハンティングのような他の採用手法を検討したほうが良いでしょう。
自社の本当の魅力ややりがいを知る
求人を掲載して採用に至る上で一番大事なことは、ユーザーに対して自社のやりがいや魅力をズレなく伝えることです。
自社のやりがいをしっかり伝えて、本当にマッチする人材から応募をしてもらうことによってミスマッチのない採用をすることができます。
その後の仕事でのパフォーマンスにも影響してきます。
しかし、実際によく起きる問題は会社の経営陣や人事が語っている自社の魅力と実際に働いている社員が感じている会社の魅力が大きく異なり、気がつかないところでミスマッチが起きていることです。
そこで現場で働く社員一人一人から自社の魅力をしっかり引き出していくことで、働く側にとっての自社の本当の魅力を知ることができます。
経営者や人事は自分たちが思っている自社の魅力ややりがいが、本当に社員にとっての魅力ややりがいであるのか、しっかり考えてみる必要があります。
社員に協力を仰げるか運用体制を整える
Wantedly(ウォンテッドリー)は掲載料が月額制の採用媒体なので効率よく母集団形成をすることが採用のポイントとなります。
そのときに適切な運用を行うことが重要になってきます。
運用では求人掲載から応募者とのメッセージのやり取り、ストーリーの投稿など様々なことをやっていかなければいけません。
そのために他の社員にも協力してもらえる体制をつくり、スムーズなやりとりをしていくことが重要になってきます。
例えばストーリーの投稿では人事・採用担当者だけでなく、各部署の色々なバックグラウンドを持つ社員の話を読むことができれば、様々な人に興味をもってもらいやすくなるでしょう。
自社の魅力を伝える際には実際にそこで働いている社員の声を聞くことやそういったインタビューの内容を投稿するなど、これまで採用に直接関わってこなかった人たちの協力も必要になってきます。
Wantedly(ウォンテッドリー)は掲載料以上に活用しよう
Wantedly(ウォンテッドリー)には掲載料や機能の異なる様々なプランがあります。
月額の掲載料であるため、採用人数が多ければ多いほど、より採用単価を抑えて採用ができます。
支払っている掲載料の分以上にWantedly(ウォンテッドリー)を使いこなして採用を成功させていきましょう。
しかしなかなか掲載料の分以上にWantedly(ウォンテッドリー)を活用できない企業も多いものです。
そのような場合はWantedly(ウォンテッドリー)の運用代行を活用してみてもいいでしょう。
プロが運用してくれるので、Wantedly(ウォンテッドリー)の機能をフル活用し、採用効率の向上も狙えます。
一度気軽に相談してみてはいかがでしょうか?
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