
「Wantedly(ウォンテッドリー)を導入したいけれど費用はどのくらいなのか?」
採用活動をより良くするためにツールの導入を検討する際、気になるのは費用ですよね。
現在の採用市場は売り手市場となっており、良い人材を採用するのにどこの企業も力を入れていることだと思います。
そこで、今回はWantedly(ウォンテッドリー)の導入を検討中の皆様に向けて費用の情報をまとめ、他の採用サービスと比較、導入するメリットについてお伝えしたいと思います。
記事を読んでいる時間がない・・・・・・!
そんな方にはWantedly(ウォンテッドリー)早わかりガイドがおすすめ!
目次
Wantedly(ウォンテッドリー)とは
Wantedly(ウォンテッドリー)は採用に使えるツール
Wantedly(ウォンテッドリー)は「共感採用」というテーマで、給料や待遇などの条件ではなく、やりがいや企業文化などで企業と人材をマッチングさせ、採用につなげるサービスです。
仕事を自己実現の場と捉える優秀な若年層と出会える採用広報ツールとして、人事・採用担当者や経営者を中心に使用されています。
Wantedly(ウォンテッドリー)が掲げる“共感採用”で実現したいことは、企業と人材がお互いを知ったうえで採用・入社の意思を固めることで、企業と人材のミスマッチを減らし、早期離職を防ぐことです。
そして、個人はココロ踊るような働く場を、企業は活躍してくれる人材を手に入れることができます。
Wantedly(ウォンテッドリー)の利用企業、ユーザーについて
Wantedly(ウォンテッドリー)の利用企業、ユーザーには以下のような傾向があります(※2018年11月時点)。
- 利用企業数:3万社が利用
- 個人ユーザー数:2012年のサービス開始以降、順調に増加し148万人を突破
- 個人ユーザーの年齢:20代が全体の約50%を占め、学生も登録しており、新卒採用、インターン採用にも活用できる。次いで30代が多く、若手人材の採用に向いている
- 職種:エンジニアを中心にセールス、マーケティングデザイナー、IT系の人材の登録が多い
Wantedly(ウォンテッドリー)の主な特徴
①共感採用を実現するための掲載内容
Wantedly(ウォンテッドリー)の募集は給与・待遇の掲載がNGとなっています。
なぜなら、条件ではなくやりがい重視で働く場所、働く人と出会うことがコンセプトとなっているからです。
そのため、掲載内容は会社、チームや仕事の魅力を打ち出す構成となっています。
②求職者の応募ハードルを下げるサービス設計
「話を聞きに行きたい」という機能があり、まずは企業と会ってから選考へ進むか否かを決める機会を作ることを重視しています。
実際に顔を合わせて話してみて、求職者は自分に合った企業かどうかを判断することができるのです。
このように応募ハードルを下げることによって一般的な採用媒体と比べて、より多くの母集団形成をすることが可能となります。
③共感を醸成するFEED記事
採用広報ツールとして、日常の会社の様子や会社メンバーの紹介、会社のビジョンなどを投稿することができるブログ機能がWantedly(ウォンテッドリー)には備わっています。
求人募集の内容だけでは伝わらない会社や社員の魅力をユーザーに届けることが可能です。
またこの投稿はSNSでシェアすることができるので、より共感を生む内容の投稿ができれば、閲覧数やそこからの応募数を増やすことができます。
④ダイレクトスカウト
Wantedly(ウォンテッドリー)ではユーザーを自由に検索し、採用要件に合った候補者に直接メッセージを送ることができます。
待っているだけの採用ではなく、企業側から攻め込む採用が可能です。
⑤成果報酬なしの料金体系
Wantedly(ウォンテッドリー)は月額定額制なので、成果報酬なし、低料金で利用を開始できます。
そのため、運用を続けて効果改善を図り続けることで、採用単価を下げていくことが可能です。
(例)
転職エージェント【年収の3分の1】
1人採用→150万円
2人採用→150万円
合計:300万円
ひとり当たり:150万円
掲載型課金の採用媒体【初期費用+成果報酬50万円】
1人採用→100万円
2人採用→50万円
合計:150万円
ひとりあたり:75万円
Wantedly(ウォンテッドリー)【スタンダードプラン:60万円】
1人採用→60万円
2人採用→0万円
合計:60万円
ひとりあたり:30万
Wantedly(ウォンテッドリー)の費用・プラン
それでは、Wantedly(ウォンテッドリー)について分かったところで費用についてみていきましょう。
Wantedly(ウォンテッドリー)は4つのプランごとに、また契約期間に応じて1ヶ月あたりの費用が変動します。
Wantedly(ウォンテッドリー)ミニマムプランの費用
▼料金
半年契約:3.5万円(税別)/月
年間契約:3.0万円(税別)/月
2年契約:2.5万円(税別)/月
▼できること
- 募集掲載
- 採用、面談アカウント数:3人
Wantedly(ウォンテッドリー)ライトプランの費用
▼料金
半年契約:6万円(税別)/月
年間契約:5万円(税別)/月
2年契約:4万円(税別)/月
▼できること
- 募集掲載
- 採用、面談アカウント数:15人
- ブックマークスカウト:無制限
※ブックマークスカウト:自社の募集要項をブックマークしているユーザーにスカウトメッセージを送信できる機能
Wantedly(ウォンテッドリー)スタンダードプランの費用
▼料金
半年契約:10万円(税別)/月
年間契約:9万円(税別)/月
2年契約:8万円(税別)/月
▼できること
- 募集掲載
- 採用、面談アカウント数:無制限
- ブックマークスカウト:無制限
- ダイレクトスカウト:200通~
- 募集掲載内容の作成代行:電話取材
Wantedly(ウォンテッドリー)エンタープライズの費用
▼料金
50万円(税別)/月
▼できること
- 募集掲載
- 採用、面談アカウント数:無制限
- ブックマークスカウト:無制限
- ダイレクトスカウト:400通~
- 募集掲載内容の作成代行:現地取材
Wantedly(ウォンテッドリー)のオプションと費用一覧
Wantedly(ウォンテッドリー)にはベースのサービス内容にオプションをつけることができます。
各オプションの費用は以下の通りです。
▼流入対策
Facebook広告
料金:10万円
期間:約2週間
トップページ広告
料金:10万円
期間:1週間
アプリ内広告
料金:10万円
期間:約1日
▼募集掲載内容の作成
写真撮影オプション
料金:5万円(撮影)2万円(買取)
動画制作
料金:5万円(掲載)40万円~(新規製作)
特別ライティング
料金:35万円/1記事
フィード記事
料金:20万円/1記事
▼スカウト
ダイレクトスカウト
料金:12.5万円~20万円/50通
期間:1ヵ月
ブックマークスカウト
料金:10万円
期間:1ヵ月
他採用媒体の費用・プラン
Wantedly(ウォンテッドリー)の費用について分かったところで、それが以下にお得なのかを判断するためにも、他採用媒体の費用についてみてみましょう。
(※掲載している費用は記事執筆時に調査したものであり、変更している可能性があります。最新の情報は各サービスサイトにお問い合わせください)
DODA
DODAはパーソルキャリア株式会社が運営する中途採用に特化した人材サービスです。
利用者数も多く、様々な業界、業種の求人を探すことができます。
■Aタイプ
▼料金・期間
25万円/4週間
▼内容
- 検索一覧への表示はテキストのみ
- 募集要項
- 企業からのメッセージ
■Bタイプ
▼料金・期間
40万円/4週間
▼内容
- 検索一覧への画像表示
- 求人内容要約
- メッセージ付き写真(500文字、1枚)
- 募集要項
- 社員インタビュー(1人)
- 企業イメージ写真掲載(3枚)
■Cタイプ
▼料金・期間
60万円/4週間
▼内容
- 検索一覧への画像表示
- 求人内容要約
- メッセージ付き写真(500文字、1枚)
- 募集要項
- 取材レポート
- 社員インタビュー(2人)
- 企業イメージ写真掲載(3枚)
■Dタイプ
▼料金・期間
100万円/4週間
▼内容
- 検索一覧への画像表示
- 求人内容要約
- メッセージ付き写真(500文字、1枚)
- 募集要項
- 取材レポート
- 社員インタビュー(3人)
- 企業イメージ写真掲載(3枚)
■Eタイプ
▼料金・期間
150万円/4週間
▼内容
- 検索一覧への画像表示
- 求人内容要約
- 募集要項
- 取材レポート
- 社員インタビュー(3人)
- 企業イメージ写真掲載(3枚)
- Pick UPページ
リクナビnext
リクナビnextは、リクルートキャリアが運営する転職・求人情報サイトです。
求人を探せることはもちろん、企業からの「オファーを待つ」という機能もあり、自発的な転職活動を行っている人以外も利用することがあります。
転職に関する情報も幅広く公開しているため、企業探し以外でも役に立つことが多い点がユーザーから評価されています。
■N1ロング・N1
▼料金・期間
N1ロング:20万円/4週間
N1:18万円/2週間
▼内容
- 募集要項(600文字)
■N2ロング・N2
▼料金・期間
N2ロング:35万円/4週間
N2:28万円/2週間
▼内容
- メッセージ(300文字)
- 募集要項(800文字)
- 社員インタビュー(1人)
- フリーフォト(3枚)
■N3ロング、N3
▼料金・期間
N3ロング:55万円/4週間
N3:44万円/2週間
▼内容
- メッセージ(600文字)
- 募集要項(1,600文字)
- 社員インタビュー(2人)
- 入社後のイメージ(1人)
- フリーフォト(3枚)
■N4ロング、N4
▼料金・期間
N4ロング:100万円/4週間
N480万円/2週間
▼内容
- メッセージ(900文字)
- 募集要項(1,600文字)
- 社員インタビュー(3人)
- 入社後のイメージ(1人)
- フリーフォト(3枚)
■N5ロング、N5
▼料金・期間
N5ロング:180万円/4週間
N5:144万円/2週間
▼内容
- フリーデザイン
- 募集要項(1,600文字)
- 社員インタビュー(3人)
- 入社後のイメージ(1人)
- フリーフォト(3枚)
en転職
en転職はエン・ジャパン株式会社が運営する転職サイトです。
テレビCMや街頭広告を非常に多く出稿しているため、転職潜在層へのアプローチもしっかり行なっており、いざ転職しようと思った際に求職者が登録しやすいです。
■S企画
▼料金・期間
80万円/4週間(全国・関東)
▼内容
- 掲載順位1ページ目確約
- 積極採用企業コーナー参画
- 検索結果画面の写真表示
- デイリースカウト通数(50)
- スカウト総数(1,400)
- 基本原稿のボディコピー
- 求人特集参画
- 締め切り間近の求人コーナー参画
- 気になる人材マッチング
- 新着ジョブクリップ配信
- 職場風景の動画
- 面接対策レポート
- 面接前日アラート
- エン転職WOMAN参画
■A企画
▼料金・期間
50万円/4週間(全国・関東)
▼内容
- 積極採用企業コーナー参画
- 検索結果画面の写真表示
- デイリースカウト通数(30)
- スカウト総数(840)
- 基本原稿のボディコピー
- 求人特集参画
- 締め切り間近の求人コーナー参画
- 気になる人材マッチング
- 新着ジョブクリップ配信
- 職場風景の動画
- 面接対策レポート
- 面接前日アラート
- エン転職WOMAN参画
■B企画
▼料金・期間
38万円/4週間(全国・関東)
▼内容
- デイリースカウト通数
- スカウト総数(15)
- 基本原稿のボディコピー(420)
- 求人特集参画
- 締め切り間近の求人コーナー参画
- 気になる人材マッチング
- 新着ジョブクリップ配信
- 職場風景の動画
- 面接対策レポート
- 面接前日アラート
- エン転職WOMAN参画
■C企画
▼料金・期間
28万円/4週間(全国・関東)
▼内容
- 基本原稿のボディコピー
- 求人特集参画
- 締め切り間近の求人コーナー参画
- 気になる人材マッチング
- 新着ジョブクリップ配信
- 職場風景の動画
- 面接対策レポート
- 面接前日アラート
- エン転職WOMAN参画
イーキャリア
イーキャリアはソフトバンクグループのSBヒューマンキャピタル株式会社が運営しています。
ソフトバンクグループが運営しているので、求人案件の獲得に強く、他の転職サイトには掲載されていない掘り出し物の求人が掲載されていることもあります。
■Entry
▼料金・期間
25万円/4週間
▼内容
- 募集要項掲載
- メイン写真(1枚)
■Standard
▼料金・期間
40万円/4週間
102万円/12週間
180万円/24週間
▼内容
- 募集要項掲載
- スカウトメール(50通)
- 求人特集(1特集)
- メイン写真(1枚)
■High-end
▼料金・期間
65万円/4週間
150万円/12週間
270万円/24週間
▼内容
- 募集要項掲載
- スカウトメール(50通)
- 求人特集(2特集)
- メイン写真(1枚)
- サブ写真(3枚)
■Maximum
▼料金・期間
85万円/4週間
210万円/12週間
420万円/24週間
▼内容
- 募集要項掲載
- スカウトメール(50通)
- 求人特集(2特集)
- メイン写真(1枚)
- サブ写真(3枚)
Indeed
Indeedは通常の求人掲載サイトとは異なり、求人専門の検索エンジンといえるものです。
求人検索に特化したGoogle検索のようなものをイメージしていただければと思います。
Indeedのサイト内に求人を掲載するのではなく、Indeedを通じて他サイトに掲載の求人情報を横断して検索することができます。
▼無料求人掲載
▼スポンサー求人広告掲載
クリック型課金、 初期費用不要
→クリック単価は自由に設定できる
Wantedly(ウォンテッドリー)と他採用媒体の比較表
それでは他採用媒体の費用も分かったところで、Wantedly(ウォンテッドリー)の費用と比較してみましょう。
Wantedly(ウォンテッドリー)と他採用媒体との比較表 | |||||
媒体名 | 費用形態 | 掲載求人数 | 掲載期間 | ユーザー層の特徴 | その他機能 |
Wantedly | 掲載型課金(2.5~50万円/月) | 約148万人 | 半年~ | 20代がユーザーの約50%を占め、IT系の人材が多い | SNSを活用した応援機能など |
DODA | 掲載型課金
(25~150万円/月) |
約410万人 | 4週間~ | 35歳以下の若年層が多く、様々な業種の方が登録している | 特になし |
リクナビnext | 掲載型課金
(20~180万円/月) |
約859万人 | 2週間~ | ユーザーの年齢、職種に偏りはなく様々な方が活用している | 特になし |
en転職 | 掲載型課金
(28~80万円/月) |
約700万人 | 4週間~ | 35歳以下の若年層が大半を占め、営業経験のある方などが多い | 特になし |
イーキャリア | 掲載型課金
(25~85万円/月) |
約130万人 | 4週間~ | サービス系やメーカー系で働いていた方の割合が大きい | 特になし |
Indeed | 無料・クリック型課金 | 約2,079万人 | 無期限 | 日本一のユーザー数を誇り、様々な職種の方が活用している | 特になし |
有名な求人サイトに比べればユーザー数は少ないものの、Wantedly(ウォンテッドリー)の費用は圧倒的に安いことが分かるかと思います。
Wantedly(ウォンテッドリー)はSNSとしての機能を有しているため登録ユーザー以外にも情報が届きやすいという特徴があり、ユーザー数が求人サイトよりも少なくてもあまりきにしなくて良いでしょう。
転職サイトには転職に積極的なユーザーが集まる傾向がある一方、Wantedly(ウォンテッドリー)であればシェアによって転職潜在増にも情報が届く可能性があります。
Wantedly(ウォンテッドリー)の費用の低さで採用単価を抑えよう!
Wantedly(ウォンテッドリー)を導入するメリットは以下の3つが挙げられます。
- 他採用サービスと比べて導入費用が安価
- 人材市場の縮小に対応したダイレクトリクルーティングの採用方式が可能
- 登録しているユーザーが20代や30代我中心でITリテラシーの高いユーザーが多く、今後IT化が進むことを考えると採用したいユーザー層が集まっている
Wantedly(ウォンテッドリー)は従来の採用サービスと違い、待遇や給与以外の面で勝負することができ、運用次第で中小企業でも質の高い人材を採用することができます。
そしてWantedly(ウォンテッドリー)の費用は月額で他採用媒体に比べて安いため、採用コストを抑えることができます。
Wantedly(ウォンテッドリー)を使ってさらに採用単価を下げたい場合は、Wantedly(ウォンテッドリー)の代理店を活用してみましょう。
採用を成功させるためのポイントを押さえた運用を行ってくれます。
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